NPO法人Eyes

愛媛・高知で人材育成や地域振興に関わる事業をコーディネートしています。

嵐 真子さん

大学: 松山大学 人文学部英語英米学科 三回生

インターン先: 四季彩農園

学年(参加時): 3回生

インターンの期間: 2008年8月~10月

*~インターンを通じて、今まで見えなかったものが見えてきた~*

自分しか見えてない自分に不安を覚え、何か視野を広げるものはないかと、三カ月のインターンシップに参加。

そこで普段は触れることのない農業に携わり、見えてきたものとは・・・

*インターンをしようとした動機は何ですか?*

自分を変えたい!というのが一番の動機ですかね。その頃は、毎日ただダラダラと過ごして、自分のことだけ考えて周りが見えてない自分に満足していなかったんです。でもインターンをしたら変われるかなと漠然と思って。

四季彩農園にしたのは、Eyesのイベントでたまたま詳しく知って、農業というものにとても興味が沸いたんです。それでここにしました。

*一日の流れや業務内容を教えてください*

朝九時に出勤→苺の苗の掃除→落ちているブルーベリー拾い→農園での接客

一番大変だったのはブルーベリー拾いです。炎天下の中拾い続けて、農家の方の大変さを知ることが出来ました。

園内では、掃除だけではなく、接客もしました。農園に来るお客さんに、種類の説明をするんです。果物に興味をもった人達と接するのは、とても楽しかったです。

*印象に残っていることは何ですか?*

この年は、ぶどうの出来がよくなくて。変形したぶどうを捨てるのかと思ったら、ジャムを作ったんです!私の中ではそういった発想がなかったので、今までの自分がいかに食べ物を粗末にしていたかを改めて考えさせられました。

四季彩農園は家族経営なんですが、みんなでジャムを作って、とても楽しかったですよ。他にも、奥さんに教えてもらいながら、地元の野菜を使ったピザを焼いたりしたんです。これもすごく美味しかったです!同時に、愛媛の自然の雄大さも実感しましたよ。

*インターンで、見えてきたもの・・・*

*インターンは、嵐さんにとってどういうものでしたか?*

「今まで見えなかったものが見えてくる」です。今回だと、私は「食」の大切さを知ることができました。食の大切さなんてただ生活してるだけだと考えないですよね。でも、こうやって生の現場で実際に働いてみることで、農園の人の大変さがわかったんです。だから食べ物を粗末にしちゃいけないなとも思いましたね。

こうして一生懸命働いてくれている人がいるおかげで、私達は毎日食べることができるので、インターンは「働く重要性」についても学べた機会でした。

ぜひ、自分を試してみてほしい!*

*これからインターンをしようとする人にアドバイスをお願いします。*

インターンは、毎日をのんびりだらだら過ごしている、学生のうちにいろんな人に会ってみたい、そして、今の自分に満足していない!そう思っている人にぜひやってもらいたいです。自分を試すいいチャンスですよ。頑張ってください!