NPO法人Eyes

愛媛・高知で人材育成や地域振興に関わる事業をコーディネートしています。

社会人日記

某月某日。

初めてのお給料日でした。

自分で端末を使って記帳し、その額を見て嬉しくてニヤニヤしてました。

しかし数分後、涙が出そうになりました。

このお給料を手にするまで、いろいろなことがありました。

義務教育を経て、高校に入って大学にも進学。

どれほどの迷惑を金銭的にも精神的にも親にかけたのか。

大学に入ってアルバイトをして社会を見ることができました。

その時どれほどの人に迷惑をかけたのか。

特に18歳から20歳までの間。

お皿を洗うのが遅い私を手伝ってくれた料理長さん。

失敗して落ち込んだ私を心配してくれた調理師さん。

すっごく叱ってくれた社長。

いつも私を助けてくれた母ほどの年齢のスタッフの人。

自動車学校でなかなか上達しない私に根気欲教えてくれた先生。

とにかく沢山の人から助けてもらってきました。

Eyesでインターンシップをしてフミさんから

「しっかりしている」なんて言葉を貰ったりして・・・(今も思ってくれてるのか不明ですが)

それは、それまでに沢山の人に迷惑をかけて、助けてもらい、しっかりしなくては!と思ったからです。

その時、社会で働けるのかな?ってか社会人になれるのか?とにかく心配でしょうがなかったです。

今の私があるのも、その人達の存在があったからです。

この不況時に就職できて、お給料をもらえる事実。

やっと親に頼らず経済的な自立ができたことが嬉しかったです。

とは言え、まだまだ未熟な社会人で、先輩たちに迷惑をかけています。

で今日、大学時代に作っていた通帳を一年ぶりに記帳しました。

ずっと頭の中で残高を計算していていました。

すると思っていたよりもお金があってびっくりでした。

思えば大学3回生の頃から、ほとんどバイトをしていなくて月給7000円の時もありました。

そんな自分に「お金がない」と言い聞かせて、財布の紐を硬くした結果がこれでした。

月給7000~20000円でよく貯まったなと感心しています。

服とか本とか買っていたのに。

これからもお金がないと心の中で言い聞かせて、貯金に励もうと思います。

人生には必ず大金が必要な時がくるので、それに備えます。

明日も明後日も仕事を頑張ります☆      つじた