NPO法人Eyes

愛媛・高知で人材育成や地域振興に関わる事業をコーディネートしています。

川本 美紀さん

大学名: 松山大学 経営学経営学

インターン先: 重松建設株式会社

学年(参加時): 2年

インターン期間: 2年の3月~3年の7月

*~人と上手に話せるようになりたい、挑戦した長期インターン~*

それまで人見知りで上手に話せなかった自分。克服するためにインターンをすることを決意し上手に話せるきっかけとなったのが一人の女性営業員だった。

“女性でも頑張れる!”

*なぜインターンに参加しようと思ったのですか?*

将来は営業職に就きたいと思っていたのですが、当時私は人見知りでした。

営業は人とコミュニケーションを取りあって初めて成り立つ仕事なので、人と会話することに対して緊張感や抵抗感があっては仕事にならないと思い、人見知りの自分を直したかったんです。

また重松建設に魅力的な女性の営業員がいたため、参考にすることで自分の短所を直せる糸口が見えるのではないかと思いました。

また、その頃はボランティアやサークルなど特別自分から積極的に何か活動していたわけではなかったので、長期インターンをやり遂げると自分自身の性格や考え方などが変われるのではないかと思い挑戦しました。

*その女性営業員はどこが魅力的だったのですか?*

建設会社というと男性のイメージが強かったので、女性の方はいないものだと思っていました。

ところが、その中にも一人女性で営業をしていたので頑張ればできるんだなと思ったんです。

*“売りこむって難しい…。”*

*長期インターン中に大変だったことや始める前の不安は何でしたか?*

仕事の面では、どのようにすればお客様に良い印象を与え、業績に貢献できるかを考えるのが難しかったですね。

例えばモデルハウスで接客している時、お客様に家を購入してもらうように話を進める際に直接購入するよう説得してしまうと圧迫感を与えて嫌がられてしまいます。

なので、家とは直接関係のない話で相手とのコミュニケーションを取り、関係を深めていくことを大切にしました。

また始める前は会社に馴染めるかどうかの対人関係に対する不安がありましたが、実際始めてみると、とても会社の雰囲気が良かったです。

仕事が終わった後私をバッティングセンターに連れて行ってくれました。 このようなこともあり始める前の不安はすぐに払しょくされました。

*始める前に掲げた目標は達成されましたか?また達成するために何を心がけましたか?*

私の一番の課題であったコミュニケーション能力は以前と比べて格段に良くなりました。それを実感したのはインターン終了後に行われた成果報告会です。

今まで人と話すのが苦手だった私が一人で四十分も話せるほどにまでなりました。 今も積極的に人と話すことで、さらに上手になれるように頑張っています。

また、インターン中は目標を達成するために、自分から積極的に動き、話しかけるようにして、お互いのことを理解しあえるように徹底しました。

この行動のおかげで、インターンで自分の欠点を克服できました。今回の長期インターンはいい経験になったので、社会人になっても自分から積極的に動くことを忘れず頑張りたいです。

*インターンで学んだこと、また得たことは何ですか?*

仕事や宿題でもそうですが頼まれたことや、しなければならないことがあった時は絶対後回しにしないことですね。

後回しにするとその繰り返しになってしまって結局しないことが多いので、必ずその時にするようにしています。

また、きちんと将来の目標を持ち、それを克服するためにはどう行動すればいいかを考え実行することで、理想の自分になれるということを学びました。

“経験を伝える。”

* 将来の夢は何ですか?*

今後はインターンで培った行動力を活かして、インターン事業部で自分が企画を出してイベントを運営していきたいですね。

そこでイベントに参加した人たちがインターンを経験するきっかけになればと思います。

*後輩へのアドバイスをお願いします。*

目的や、将来の目標を持つことは大切です。 しかしそれが漠然としていては達成されません。

こうなりたいと思う自分を大切にして、目標が決まったらその達成に向けて積極的に行動してほしいと思います。