NPO法人Eyes

愛媛・高知で人材育成や地域振興に関わる事業をコーディネートしています。

大洲:鮎の瀬張り

こんにちは!Eyesたけしたです。

今日はブログにもちょこちょこ登場する、

植ちゃんといちみやが大洲で体験してきた鮎の瀬張りのお話!

先日、Eyes正会員の三瀬さんが中国から帰国されて、

Eyesメンバーともお話していただいてた(飲んでいた)時。

かなり夜遅くまで松山にいらっしゃったので、

「大洲には今日帰られないんですか?松山泊ですか?」とお聞きするも、

「明日は朝5時から鮎の瀬張りを手伝わないかんけん、帰ります!」

と言われる三瀬さん。

「瀬張り・・・?」と初めての言葉に戸惑っていると、

「来る??」の一言。

それに応えたのが、植ちゃんと、大洲在住のいちみや。

植ちゃんは身ひとつで、そのまま大洲へ直行。

いちみやは現地集合でお手伝いしてきたそうです!

その様子がこちら!植ちゃんがお手伝いの様子を報告してくれました~!

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まずは肱川の中で、鮎を囲う竹を指していきます。

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今はまだ水がこんなもんですが徐々に水位が。。

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川を横断するように竹を指し、ここに集まった鮎を網で捕まえるそうです。

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終了のヒトコマ。この時点で朝8時くらいかな?早い!

植ちゃん レポート

先日、Eyesの正会員である三瀬さんの実家(愛媛県大洲市)で

鮎の瀬張りを体験させていただきました!

瀬張りとは、落ち鮎(産卵のため降河をする鮎のこと)を狙う漁法で、

川を横断するように等間隔で杭(竹)を打ち込みその杭に紐を縛り付け

紐が水面を叩く音で鮎をおどし、その場に鮎を止めて捕まえる漁法だそうです!

簡単にいうと、下流に行ってしまう鮎を食い止めるということです。

実は、瀬張りに参加することになったのは、前日の飲み会でのこと。

三瀬さんの「手伝いに来る?」という言葉に、

酔った勢いでそのまま「行きます!」と答えたのがきっかけです。笑

(竹下:あれ?酔ってたの?正気かと思っとったわ。笑)

 そのまま夜に松山から大洲へ移動し、大洲で有名な屋台ラーメンを食べ、

(竹下:あ!福ちゃんラーメンやな!大洲ツアー記事参照

三瀬さんの実家に泊まらせていただきました。

翌日は、早朝から川へ。

メダカがうじゃうじゃいる程きれいな川でした。

(竹下:うじゃうじゃって…)

そんななか、防水スーツを着て作業開始。

地元の方々の指導のもと、瀬張りを行っていきました。

ボートで竹を運び、1本1本重いハンマーで竹を打ち込む作業は

なかなか骨の折れるものでした。

途中、前日の飲み過ぎ?で腹痛が起き、何度かトイレに駆け込みましたが

なんとか作業終了。笑 (竹下:おいーーーーーーーーっ!!)  

その後は、三瀬さん宅で朝ごはん。

鮎まで食べさせていただき、とても豪華な朝食でした。

個人的には、あんなに美味しい味噌汁を食べたのは久しぶりで、

朝の腹痛はどこへ行ったのか(決して仮病ではありません 笑)お代わりまでしてしまいました。

瀬張りの体験も素晴らしかったですが、

三瀬さんとお会いできたのも僕としては貴重な機会でした。

三瀬さんは、大手教育会社の中国事業を中心となって進められている方。

周囲の多くの人が中国事業を懐疑的に見るなか、

自ら手を挙げ中国へと行かれたらしいです。

そんな三瀬さんが言われていた

「既存の事業を拡大していくことより、

0から創っていくことの方が格段に難しい」という言葉。

そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、

実際に体現されている三瀬さんの言葉は重みが違いました。

それも、商習慣も文化も全く違う中国で。

リスクを取りチャレンジする姿勢、参考にさせていただきたいです。

最後に、改めて三瀬さんにお礼を述べたいと思います。

本当にありがとうございました。

「鮎が獲れたらごちそうしてあげる」という言葉、忘れません!笑